60代女性 3693万円失う…「未納料金あります」「あなたに逮捕状が出ています」 警察名乗る男へ19回にわたり現金振り込むも…その後連絡取れず被害に気づく

警察は、青森県内に住む60代女性が警察などを名乗る男に現金3693万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあったと発表しました。 ■はじまりは自宅固定電話にかかってきた電話「未納料金があります」 八戸警察署によりますと、今年4月22日頃、県内に住む60代女性の自宅固定電話に電話があり、自動音声の女性の声で 「東京電力です。」 「未納料金があります。」 と言われ、指定した電話機の番号を押すように言われました。 ■警察名乗る男に…LINEで警察手帳と逮捕状見せられ… 女性が指定された番号を押すと、東京電力カスタマサポートを名乗る男が電話に出て 「西新宿のビルで電話を契約していますよね」 「心当たりがないのであれば、不正利用されている可能性があるので警察に電話をつなぎます」 と言われた後、警視庁捜査二課の小野寺修と名乗る男が電話に出ました。 すると小野寺から、LINEでやり取りを継続するように指示され、LINEのビデオ通話で警察の制服姿や警察手帳と逮捕状を見せられ 「木下という犯罪グループのメンバーが、あなたに資金の一部を提供したと言っています」 「あなたに逮捕状が出ています」 と言われ、口座残高などを聞かれました。 ■資金調査名目でATMから19回 計3700万円近く振り込み… その後4月23日に小野寺からLINE通話で 「検事に資金構成証明調査をしてもらいましょう」 と言われた後、実在する検事の氏名を名乗る男からLINE通話で 「調査のため、指定する口座にお金を振り込んでもらいます」 「お金は調査が終わり次第返します」 と言われたため、女性は資金調査名目で、4月24日〜5月27日まで19回、県内金融機関ATMから指定された大手金融機関の個人名義口座に計3693万円を振り込みました。 警察によりますと、5月31日以降、連絡が取れなくなったことから、被害に気づいたということです。 警察は、警察がメッセージアプリで連絡することはないとして、急に電話があった後に現金を要求された場合は家族や知人、最寄りの警察署などに相談し、絶対に1人で対応しないよう呼びかけています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加