松江市で「トクリュウ」被害か 半年前のSNS型ロマンス詐欺に関わったとして岡山の男を逮捕 男は「お金は引き出しましたが詐欺のことは知らない」と容疑を一部否認 島根県松江市

去年11月に松江市で発生したSNS型ロマンス詐欺に関わったとして6月4日、岡山市に住む金属加工業の男(23歳)が詐欺と窃盗の疑いで逮捕されました。 松江警察署によりますと、男は氏名不詳者らと共謀のうえ、松江市の50代男性に嘘を言って現金をだまし取った疑いが持たれています。 被害に遭った50代男性は去年11月27日にインスタグラムの女性のアカウントから「精子を提供してくれたら600万円を払う」というメッセージを受信。 相手に親近感を抱き、精子提供の報酬も欲しかったことから承諾すると別のSNSのグループに招待され報酬の出金サポートをするという人物から「ドナー登録システムに不具合が生じた。システムの修繕費用を振り込んでほしい」などと言われたといいます。 そして指示に従って、12月4日と5日の2日間で計3回、10万円・30万円・78万円と合計118万円を複数の個人名義口座に現金を振り込んで騙し取られました。 このうち、6月4日に逮捕された岡山市の男は2回目の振り込みに関係するとみられています。 男は既に現金を騙し取られていた男性から更に現金をだまし取ろうと考え、11月27日から12月4日までの間に男性に対して氏名不詳者らが「報酬を受け取るために手順通りの手続きをする必要があり、今後2回の修正と補完費用で30万円必要となる」などと嘘を言って男らが管理する口座に現金30万円を振り込ませて騙し取ったということです。 男らが管理する口座からこの30万円を含む計50万円が出金されていることが分かり、捜査をしたところ、口座の名義人は既に「銀行口座やキャッシュカードの売買を禁止する」などといった犯罪収益移転防止法違反の罪で検挙されていることが判明。 この被疑者の取り調べや防犯カメラの捜査などから男が被害金をATMから引き出す出し子だと判明し、逮捕に至ったということです。 男は「お金は引き出しましたが詐欺のことは知らない」として容疑を一部否認しています。 警察はこの事案がトクリュウグループによる犯行とみて指示役の存在や余罪の有無を捜査しています。

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