「自分を情けなく…」小樽飲酒運転死亡事故の初公判 約12時間の飲酒後に運転か 被告が謝罪 遺族の胸中は

おととし、小樽市の国道で飲酒運転で事故を起こして大学院生を死亡させた、危険運転致死の罪に問われた男の裁判が始まり、男は遺族に謝罪しました。 大沢亮汰被告) 「お酒を大量に飲み、被害者を死亡させ、本当に申し訳ありませんでした」。 当初逮捕された罪より重い危険運転致死罪に問われている被告。きょう(10日)法廷で遺族に向かって謝罪しました。 大沢亮汰被告はおととし9月、酒を飲んだ後、車を運転し、小樽市の国道5号で乗用車と正面衝突する事故を起こし、大学院生の田中友規さんを死亡させた危険運転致死の罪に問われています。 加藤諒也記者) 「大沢被告は落ち着いた様子で廷内に入り、田中さんの両親に対して一礼しました」。 午前10時から始まった裁判で大沢被告は起訴内容を認めました。その後、明らかになったのは大沢被告の驚くべき行動でした。 前日の9月21日。午後5時半ごろから友人と酒を飲み始めた大沢被告。その後、訪れた居酒屋でビールやハイボールなど6杯を飲んだ後、スナックへ移動しウーロンハイ9杯を飲みます。 日付が変わってからは友人と解散して1人で飲食店をはしごして午前6時ごろまで飲酒。およそ12時間にわたって酒を飲んだあと小樽に向けて運転を始めたといいます。 弁護側) 「飲酒運転をしたことはありますか?」 大沢被告) 「あります」、「その時はたくさんは飲んでいなかったと思います」。 弁護側)「今回はなぜやりましたか?」。 大沢被告)「お酒が残っていながら大丈夫だろうと思った」。 裁判官から最後に言いたいことはないかと聞かれた大沢被告は 大沢被告) 「裁判を受ける自分の重大さをひしひしと感じてます。自分を情けなく思います。本当に申し訳ございません」。 初公判のあと、田中さんの両親がコメントを発表しました。 田中さんの遺族) 「被告人の話を聞いていても常習的ではないという言い訳をしようとしているばかりで腑に落ちませんでした。謝罪の言葉を受けましたが、許せないという気持ちに変わりはありません」。 次の裁判は来月8日に行われます。

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