宮城県富谷市の職員が建設会社の元社長から、接待を受けたとして逮捕された事件についてです。富谷市職員の男は現在の地区の活性化などを担当する課に配属された2023年より前に、元社長と知り合っていたとみられることが新たに分かりました。 収賄の疑いで6月11日送検されたのは、富谷市の産業観光課の課長補佐、菅原憲一郎容疑者(48歳)。 贈賄の疑いで送検されたのは、富谷市にある安藤建設工業の元社長・安藤健一容疑者(50歳)です。 警察によりますと、菅原容疑者は富谷市新町地区の活性化事業などをめぐり、便宜を図る見返りに、安藤容疑者から飲食費や宿泊費、あわせて28万円相当の接待を受けた疑いが持たれています。 警察は2人の認否を明らかにしていません。 その後の捜査関係者への取材で、菅原容疑者は地区の活性化事業などを担当する産業観光課に配属された2023年より前に、安藤容疑者と知り合っていたとみられることが新たに分かりました。 接待は少なくとも2023年10月から行われていて、警察はどちらが話を持ちかけたかなど調べを進めています。 菅原容疑者の仕事ぶりを知る人は…。 菅原容疑者を知る人 「活性化事業の市役所のスタッフとして活躍して、朗らかな性格」 一方、職員の逮捕を受けて、10日に急遽会見を開いた富谷市の若生市長は、11日も対応に追われました。 富谷市 若生裕俊市長 「議員の皆さまに多大なるご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、心より深くお詫び申し上げます。本当に申し訳ありませんでした」 富谷市議会は12日、定例会が開会しますが、議会事務局によりますと、事件の発生で落ち着いた審議は難しいなどの理由で、開会直後に散会し、10日間の休会を挟む見込みという異例の事態となっています。 事件を受けて富谷市は職員が当面の間、利害関係者と費用を折半する場合でも、飲食やゴルフなどを禁止する緊急措置を講じるとしています。