トラックから酒の缶4本を押収 北陸道2人死亡事故 運転手に複数の物損事故歴

魚津市の北陸自動車道で大型トラックが作業員2人をはねて死亡させた事故で、トラックから酒の缶4本が押収されていたことが捜査関係者への取材で分かりました。また、勤務先の運送会社によりますと、逮捕された運転手はこれまで業務中に複数回、物損事故を起こしていたということです。 酒気帯び運転と過失運転致死の疑いで逮捕、送検された福島県の会社員 根本宏一容疑者(56)。 去年10月には、勤務先の運送会社で従業員を代表して安全運転に関する文書を読み上げていました。 根本容疑者は今月5日、酒を飲んで大型トラックを運転し、魚津市の北陸自動車道で道路工事現場にいた作業員2人をはねて死亡させた疑いが持たれています。 根本容疑者の呼気からは基準値以上のアルコールが検出されたほか、捜査関係者によりますと、トラックの車内からは酒の缶4本が押収されたということです。 根本容疑者は酒を飲んだことは認めていますが「酒には酔っていなかった」などと供述しています。 根本容疑者が勤務する福島県の運送会社「斎藤運輸」によりますと、根本容疑者は20年以上前に入社して以降、業務の前後に行うアルコールチェックで基準値を超えたことはなかったということです。一方、これまで業務中に複数回にわたり物損事故を起こしていたということです。 根本容疑者は、事故の前日に福島県を出発し、愛知県に到着したあと、車内で一泊し、事故当日は宮城県へ向かう予定でした。 斎藤運輸は、遠方での業務の際は運転手がアルコールチェッカーを携帯し、業務前に結果と体調を電話で会社に報告する決まりになっていました。 しかし、当日、アルコールの有無や体調についての報告があったかどうかについては、斎藤運輸は「捜査事項のため答えられない」としています。 警察は、事故までの間にいつ、どこで、どの程度の酒を飲んだのか、また、普段の運転技術や勤務状況などについても調べています。

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