日本の警察組織の運営を自分の国に役立てようと開発途上国の警察の幹部たちが山形県警察の施設を訪問し研修を行いました。 研修は、警察組織の運営や管理能力の向上を目的にJICA=国際協力機構が企画したもので、ガーナやエチオピアなど12か国の警察幹部あわせて14人が15日から県内で研修をしています。 研修2日目の16日は、上山署で警察官の装備品や日本式の逮捕術を見学したほか、刺股を使った制圧方法を体験しました。 上山警察署 刑事生活安全課 亀井奈々巡査部長「外国と日本では現場の状況なども全然違うと思うが私たちが日頃からやっている訓練を見てもらえて良かった」 また、午後からは天童市の警察学校に移動し、学生たちの訓練の様子を視察しました。 ガーナ警察 国家パトロール局 モハメド・フセイニ・スラジ局長「柔道や剣道の訓練を行うことで身体的・精神的・心理的に強くなり容疑者を制圧する能力も付けることができ素晴らしい。この訓練をガーナに持ち帰りガーナの訓練に取り入れたい」 このほか、警察音楽隊の視察では山形ならではの文化を体験しました。また、研修2日目の最後には、警察学校で学ぶ学生との意見交換が行われました。 コートジボワール国家警察本部 警察長官室 ユージン・アーメド・ズィンス警察改革顧問「警察の仕事は簡単な仕事ではない。自分自身も守らなければいけないし他人に命を捧げなければならないときもあるかもしれない」 シエラレオネ警察 東部ケネマ地区 地域ユニット指令 エマニュエル・ジュニア・プルン警視正「研修を通して特に交番に感銘を受けた。日本がどのようにして地域警察活動を行っているのかを学び、自国に持ち帰りたいと思った。日本の地域警察活動は素晴らしく自国に導入することで犯罪を減らすことができると思った」 警察幹部らは6月26日まで日本で研修を受け、帰国後に自国での警察活動に活かしていくということです。