40歳の母親を殺害した疑いで、中学3年の息子が逮捕されました。 殺人の疑いで逮捕されたのは、北海・札幌市白石区に住む15歳の少年。 7日午前9時50分ごろ、自宅アパートの一室で同居する母親の首を絞めて殺害した疑いが持たれています。 事件を知らせたのは、少年自らの「母親を殺した」という110番通報でした。 通報を受け、警察官などが駆け付けたところ、母親は部屋の中で倒れ意識はない状態。 その後、搬送先の病院で死亡が確認されました。 司法解剖の結果、死因は首を絞められたことによる窒息死でした。 2人の間に何があったのでしょうか。 親子を知る人は「すごく子ども思いで、第1が心配が先に来る感じで、一緒に遊ぶと自分も心から楽しんでる感じのお母さん。(事件を聞いて)いたたまれないというか、どっちの立場に立っても切ない。考えさせられる。どうしたら良いんだろうっていうのが一番」と語りました。 警察によりますと、事件当時自宅にいたのは親子2人だけだったとみられ、少年は母親と何らかの口論をしていた可能性があるということです。 少年は警察の調べに「ひもで首を絞めた」と供述し、容疑を認めています。 警察は犯行に至った動機を含め、詳しい経緯を調べています。