保育士として勤務していた鹿児島市の認定こども園で2024年6月、当時2歳の男児を切り付けたなどとして、殺人未遂と傷害の罪に問われた無職女(23)=南九州市知覧町西元=の裁判員裁判第3回公判が23日、鹿児島地裁(小泉満理子裁判長)であった。検察側証人として出廷した元同僚2人は、原因不明とした上で「男児は前日も首に傷ができ、血を流していた」と述べた。 同僚女性の証言によると、男児は昼寝の時間に首から出血が見つかったが、指先に血が付いていたことから引っかき傷と判断した。被告が担当していたクラスの園児は病院に行くけがが多かったという。 別の同僚女性は「逮捕されたと知り、(前日も)もしかしたらと思った」と話した。被告から、一部の園児になつかれないことの相談を受けていたと説明し、「体調不良などで他の人より早退や休みが多かった」と証言した。 弁護側証人として被告の母が出廷。「子どもたちには痛くて怖い思いをさせてしまった。本当に申し訳ない」と声を詰まらせながら謝罪した。