ブダペスト、ハンガリー、6月24日 (AP) ー ハンガリー警察は23日、放置された墓地や勤務先の病院から人間の遺体の一部を集めていたとして、30歳の男を逮捕した。 ハンガリー国家捜査局は、男が職場や自宅に遺体の一部を保管しているとの情報を得て、17日にブダペストで男を逮捕した。警察が23日に発表した声明によると、男は病院で看病・運搬等の雑務係などの看護助手として働いていたという。 捜査員が男のアパートを捜索したところ、頭蓋骨、完全に形が残った膝から足首までの下肢と手、さらには人間の顔の皮膚で作られた顔面の復元模型などが押収された。スーツケースの中からも別の骨が見つかっている。また、瓶に入った心臓も発見されており、警察はこれが人間と動物のどちらの由来であるかの特定を進めている。 男は取り調べに対して遺体の一部の収集を認めており、「人間の体の一部に特に強く惹かれていた」と供述。さらに、それらを使って調理し、食べていたとも話しているという。男は現在、遺体の不法処分の疑いで勾留されている。 警察は声明で、男が「解剖学や病理学に熱中しており、動物を解剖することを好んでいた」と言及。病院での勤務を通じて遺体の一部を入手していたほか、「スロバキアやハンガリーの放置された墓地で遺体を掘り起こしていた」疑いを持たれている。 警察は男のコンピューター、ノートパソコン、タブレット、携帯電話、SIMカードやデータカードなどを押収。回収されたすべての遺体は法医学専門家によって鑑定される予定で、警察はすべての遺体の身元や出所が判明すれば、容疑がさらに拡大する可能性があるとしている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)