都心の交差点で6月、ポルシェを暴走させ、信号待ちの乗用車2台を巻き込み、男女3人にけがをさせる事故があった。時速約100キロで走行し、進行を制御できない状態で右折したとして、警視庁交通捜査課が、ポルシェを運転していた中国籍の男(23)を自動車運転死傷処罰法違反(危険運転致傷)の疑いで捜査していたことが捜査関係者への取材でわかった。 捜査関係者によると、男は9日午後5時35分ごろ、東京都文京区大塚5丁目の都道交差点で、ポルシェを時速約100キロで運転して右折しようとした際、曲がりきれずにガードレールに衝突。車はその反動で向きを変えて中央分離帯を突き破り、対向車線で信号待ちをしていた乗用車2台に衝突し、男女3人にけがをさせた疑いがある。 事故直後、警視庁は男を道路交通法違反(安全運転義務違反)容疑で現行犯逮捕。その後、事故の状況などから、容疑を危険運転致傷に切り替え、東京地検に送検した。 捜査関係者によると、男は「(交差点の信号が)黄色信号になったので急いで加速した。事故現場は赤信号が長いことを知っていたので時間がもったいないと思った」と話しているという。