カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件で、逮捕された「オーナー」の男との関連を調べるため、愛知県警は埼玉県の暴力団事務所に家宅捜索に入りました。 (松田亘哲記者 午後1時ごろ 埼玉・川口市) 「愛知県の捜査員が暴力団事務所へと入ります。これから家宅捜索が行われます」 6月26日、愛知県警が家宅捜索をしたのは、埼玉県川口市にある指定暴力団・住吉会系の組事務所です。 ■関係者の供述や押収品などから暴力団との関係浮上 カンボジアを拠点とした特殊詐欺事件をめぐっては、6月16日に詐欺拠点のオーナー・佐々木裕介容疑者(38)が組織犯罪処罰法違反の疑いで逮捕され、調べに対し「黙秘します」と話しています。 警察は関係者の供述や押収品などから、佐々木容疑者が特殊詐欺を進めるにあたり、暴力団の威力を利用していたとみて、今回の家宅捜索に踏み切りました。 佐々木容疑者が関与した特殊詐欺の被害総額は数十億円に上るとみられ、警察が実態解明を進める方針です。