「北海道の海鮮の市場です」と電話勧誘販売を持ちかけ、事実ではないことを告げたとして、北海道警は札幌市中央区北1条西26丁目の自称会社役員内山北斗容疑者(31)ら6人を特定商取引法違反の疑いで逮捕し、1日、発表した。道警はいずれも認否を明らかにしていない。 道警によると、6人は2025年10月から26年1月までの間、熊本県などに住む客4人に対して、「北海道の海鮮の市場です」として海産物の電話勧誘販売を持ちかけ、「海産物のお祭りをやっていて本日が最終日」「通常3万円の海産物を特別価格1万9800円で販売」など、事実ではないことを告げた疑いがある。 道警によると、内山容疑者らは札幌市内の拠点から名簿をもとに全国に電話をかけ、海産物を販売していたとみられる。 本州の客の1人から「北海道の業者から海産物の勧誘電話をしつこく受け、困っている」と道警に相談があり、発覚したという。他にも「価格に見合わない」「頼んでいない海産物が届いた」などと全国の警察に複数の相談があったという。 道警によると、内山容疑者らは同様の手口で、少なくとも、全国ののべ約4万2千人から、約9億1千万円を売り上げていたとみられるという。(波多野愛美、朽木誠一郎)