「捜査こそ内乱だ」と支持者集結 大統領公邸周辺、機動隊が警備

【ソウル共同】「高捜庁の捜査こそ内乱だ」「捜査員を逮捕しろ」。韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)による内乱容疑での拘束令状執行が迫った尹錫悦大統領の公邸周辺では3日、酷寒の未明から保守派の支持者らが集結し、韓国国旗や、米韓同盟の重要性を訴える星条旗を振った。不測の事態に備え機動隊員も警戒に当たり、周囲は物々しい雰囲気となった。 昨年4月の総選挙で革新系最大野党「共に民主党」に有利な結果が出たとする「不正選挙説」を唱えるプラカードを掲げた支持者もおり、同党の李在明代表を「スパイだ」「逮捕しろ」と罵倒。一部は警察官ともみ合いになった。 現場周辺には夜明け前から警察の機動隊車両が続々と集まった。

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