東京地検特捜部に特別背任などの罪で逮捕、起訴された太陽光発電関連会社の社長が、特捜部の検事から「反社会的勢力」と発言されるなど黙秘権や人格権を侵害する違法な取り調べを受けたとして、国に1100万円の損害賠償を求めた訴訟の口頭弁論が2日、東京地裁で開かれた。地裁は、国側が提出した取り調べの録音・録画映像を、8月10日に法廷で再生すると決めた。 訴状によると、「テクノシステム」(東京都港区)社長生田尚之被告(52)は逮捕後、41日連続で計205時間の取り調べを受けた。一貫して黙秘権を行使する意思を示したが、検事は「なめたらあかんわ」「検察庁を敵視するってことは反社や、完全に」などと述べたとしている。