コロンビア特別区、7月2日 (AP) ー 米独立記念日の打ち上げ花火を控え、フェンスで囲まれた首都ワシントンのリンカーン記念堂正面の「リフレクティング・プール」では1日、準備作業が続けられた。トランプ政権は、建国250周年の記念式典を前に、不手際が指摘される改修工事の修復という自らに課した期限に直面している。 水に入り込む胴長靴を履いた作業員らは1日、池の内側で水面を覆うように大きなネットを張り、調整する作業に追われた。内務省の最近の声明によると、同敷地は毎年の花火大会の発射台としても使用されるため、フェンスやネットの設置は「公衆の安全を確保するため」だという。 反射池では藻の大量発生の後に、剥離したコーティングの損傷が発生。トランプ大統領は、これが人為的な破壊行為によるものだとして「複数の逮捕者」が出たと言明した。これを受け、監視カメラによる監視や、州兵および米連邦公警による巡回が続けられている。この遮水シートは、トランプ大統領が進める約22億6,000万円以上のプロジェクトの一環として設置されたもの。 大統領は、シートの修復には池の水を再び抜く必要がある可能性を認めており、迅速な解決を約束している。しかし、具体的なスケジュールは不透明で、政権側は新たな修復作業に関する質問に即座に回答しなかった。ここ数日、請負業者や連邦政府の作業員らは、藻に対抗するために化学物質やオゾンナノバブルを投入している。 トランプ氏は当初、歴代大統領の怠慢によって荒廃し汚れていた象徴的な場所を「清浄化し、美化し、補強する」目的でこの改良工事を打ち出していた。同池では1世紀にわたり藻の問題がつきまとってきたが、同氏は自ら選んだ「アメリカの国旗の青」のコーティングを新しく施すことで、池がナショナル・モール沿いに輝く広大な空間に生まれ変わると主張していた。 しかし、トランプ大統領が独立記念日に間に合わせて修復完了を宣言してからわずか数週間後、水面は鮮やかな緑色のアオコに覆われ、池のコーティングを濁らせた。6月26日には、約1.2メートル四方のシートの一部が池に浮いているのが目撃され、AP通信は29日にも水中にさらなる破片があるのを確認している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)