八田與一容疑者のマッチングアプリ「自己分析シート」から浮かぶ“行動原理” いまも「第三者を騙して潜伏」か 別府ひき逃げ事件から4年

逃走から4年――。大分県別府市のひき逃げ事件で重要指名手配されている八田與一容疑者が、事件前に作成していた「自己分析シート」を「Mr.サンデー」が入手した。そこに記されていたのは、自らの性格や価値観、そして求める人物像。友人の証言や元捜査員の分析から見えてきたのは、今なお逃走を続ける“行動原理”だった。 ◆「1人で生活できるタイプではない」 八田與一容疑者の友人: 「自己分析シート書いてみた」って(事件前に)送られてきました。 「Mr.サンデー」は、4年前の大分県別府市のひき逃げ事件で、殺人などの容疑で重要指名手配されている八田與一容疑者直筆の自己分析シートを入手した。 自分の特性自らを公開する/隠さない ミニマリスト/あまり働きたくない 八田與一容疑者の友人: (何を目的に書かれた?)マッチングアプリですね。自分の特性とかどういう人かっていうのを振り返って、よりよい相手を見つけるために書かれたものです。 今も逃走を続ける八田容疑者が残した、逮捕への“手がかり”。 元徳島県警捜査一課警部 秋山博康氏: おい八田、出てこいと。ちなみに、もう時効はないです。 こう訴えるのは、事件を追い続けている元徳島県警の秋山博康氏。 元徳島県警捜査一課警部 秋山博康氏: 1人で生活できるタイプではない。他人に頼る、他人任せ。今潜伏中においても、第三者を騙して潜伏している。 ◆警察が公開した新たな映像 事件が発生した6月29日にあわせて大分県警が新たに公開したのは、事件1分前の映像。 駐車場の前を走る1台のバイク。その後ろを、白い軽自動車が追いかけていく。この車を運転していたのが八田容疑者とみられている。 映像のおよそ1分後、事件は起きた。 バイクに乗っていた大学生2人が、背後から突っ込んできた八田容疑者の車に追突され、1人が死亡、1人が重傷を負った。 八田容疑者は、車内に財布とスマホを残したままはだしで逃走。これまでに全国から1万2000件以上の目撃情報が寄せられたが、今も捜査の網をかいくぐり続けている。 いったい今、どこで何をしているのか…。 元徳島県警捜査一課警部 秋山博康氏: 例えば女性のヒモ生活。別人になりすまして、女性を騙して潜伏している可能性はあります。 ◆「不労所得で暮らしたい」と記す これは事件の2年前、八田與一容疑者が親しい友人に送っていた、マッチングアプリ用の自己分析シート。 「自分の特性」には、「近いうちに不労所得で暮らしたい」と記されていた。一方、「求める人」の欄には、「この考えを理解してくれる人」。 元徳島県警捜査一課警部 秋山博康氏: 仕事をしたくないとか自己中心で、相手に求めることについてみると、やっぱり1人で生きていけないのかなと。たとえば女性のヒモ生活。別人になりすまして、女性を騙して潜伏している可能性はあります。 さらに、友人はこう証言する。 八田與一容疑者の友人: 常に彼女がいた方がいいというような感じで、ずっと理想の相手を求めてました。本人は結構、都市部が苦手だというふうに言っていて。電車に乗ってもイライラしてしまう、人混みが苦手だということを言ってました。田舎の方が住みやすいみたいな。 秋山氏は、逮捕の鍵を握るのは「声」に関する情報だという。 元徳島県警捜査一課警部 秋山博康氏: 声だけは変わらないんで、声を覚えていただいて。 八田與一容疑者の肉声: やっぱり万引きとかしたりして食べていけば裕福な生活できるかなと(笑)。あと置き引きとか、そうするとタダで物が手に入るんです。スマホとかが手に入る場合もあるんで。生活にスマホは必要なんで。 遺族などが結成した「別府願う会」は、「皆様、どうかお願いです。日常の中にある『小さな違和感』が、事件を動かす最後の一手になるかもしれません。私たちと一緒に目を光らせてください」とコメントを発表している。 (「Mr.サンデー」7月5日放送より)

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