惨劇が起きたのは、7月5日のことだった。群馬県伊勢崎市で、会社員の井上敏典容疑者(42)がわが子2人を絞殺した疑いで逮捕されたのだ。 「5日午後3時ごろ、自宅で6歳の長女の首を絞めて殺害した疑いがもたれています。井上容疑者は『長女と長男の首をネクタイで絞めて殺した』と話しており、詳しい経緯を捜査しています。5日の午後8時ごろに妻が帰宅し、意識のない子どもを発見しました。その後、死亡が確認されました」 近隣住民はこう語る。 「あそこの家は、すぐ隣に井上さんのおじいちゃん、おばあちゃんの家がありました。敷地も広大で、建て替えた家は近所のなかでもかなりおしゃれでした。家族で出かける姿もよく見ました。仲はいいようでしたし、たとえばけんかで騒音トラブルが起きた、なんてこともありません」 井上容疑者はまじめなタイプだったという。 「いわゆるヤンキーみたいな感じとは真逆な人でしたよ。スーパーマーケットの店長などをしていたことがあったみたいです。ただ、このあたりは、人の入れ変わりが激しくて、それほど地域での人間関係が濃くはないんです。なぜこんなことになったのか……」(同前) なぜ、わが子に手をかけたのか。詳しい動機が明らかになるのはこれからだ。