性的サービスを行わせることを知りながら、20代の女性を性風俗店に紹介したとして、38歳の男が7日、逮捕されました。また、この男に紹介料として「スカウトバック」を支払ったとして旭川市の性風俗店経営の女も逮捕されました。 逮捕されたのは、札幌市白石区の会社役員、小原大樹容疑者(38)と、旭川市の会社役員、岡部敏子容疑者(55)です。 小原容疑者は、2024年11月、個室付き浴場業営業店(ソープランド)を経営している岡部容疑者に対し、性的サービスを行わせることを知りながら、20代女性を紹介して雇用させたとして、公衆道徳上有害な業務に就かせる目的で職業紹介を行った職業安定法違反の疑いが持たれています。 また岡部容疑者(55)は、小原容疑者から紹介された女性を雇用して、今年1月、小原容疑者の銀行口座に紹介の対価として現金4万6000円を送金した風営法違反(スカウトバックの禁止違反)の疑いが持たれています。 小原容疑者は、今年3月、無許可でキャバクラに女性を紹介したとして逮捕・在宅起訴されていて、警察が、この事件の捜査の過程で押収品などを調べたところ、岡部容疑者から「スカウトバック」を受け取っていたことがわかり、今回の逮捕に至りました。 警察によりますと、小原容疑者は2024年3月ごろから今年1月ごろまでの間、複数の女性を岡部容疑者に紹介していて、岡部容疑者から小原容疑者へ送金された「スカウトバック」は少なくとも10数回、総額は約100万円に上るとみられています。 取り調べに対し小原容疑者は「弁護士と相談するまで今は話すことはありません」と容疑を否認しています。 岡部容疑者は「スカウトグループの人から女の子を紹介してもらって、その見返りとして口座に現金を振り込んだことに間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、事件の背景に組織的な関与がなかったか調べるとともに、余罪の有無を慎重に捜査しています。