ヨルダン川西岸でCNN取材班を襲撃、イスラエル入植者4人を逮捕

【AFP=時事】イスラエルの警察は11日、占領下のヨルダン川西岸地区で米放送局CNNのジャーナリストが乗った車両を損壊した疑いで、容疑者4人を逮捕したと発表した。CNNは取材班がイスラエル人入植者から襲撃を受けたと報じている。 CNNによると、事件発生当時、取材班はラマラ北方のシンジル村近くで取材を行っていたという。オンライン記事で同局は「CNNの取材班と他のジャーナリストらがその場を離れようとしたところ、4人の入植者のグループが車で道路を塞ぎ、車両の進行を阻止した」と伝えた。 さらに、「4人の入植者は木製や金属製の棒、石を手に持っていた。そのうちの1人はナイフで車両のタイヤをパンクさせようとした」という。 CNNによると、犯行グループはその後、取材班の後方を走っていた別のジャーナリストの車両によじ登り、フロントガラスを叩き割った。 イスラエル警察は声明で、シンジル村付近で複数の外国人ジャーナリストが乗った車両が容疑者らに進路を塞がれたとの通報を受けたと発表した。 警察は、IDF(イスラエル国防軍)部隊が現場に急行してジャーナリストらの安全な通行を確保し、事件への関与が疑われる容疑者4人を逮捕したと説明。その後「ジャーナリストらからの証言を確認し、容疑者の車両を発見・押収した」とし、また、車両の捜索中にこん棒やナイフを発見し、回収したと付け加えた。 警察は「イスラエル警察および国防軍は、あらゆる暴力行為や器物損壊行為を極めて重大に受け止めている。それが職務を遂行中のメディア関係者を標的にしたものである場合はなおさらだ」と述べた。 ジャーナリストらに対する襲撃に先立ち、米国の有力議員であるロー・カンナ下院議員も、今週初めにヨルダン川西岸地区を訪問した際、武装したイスラエル人入植者に「拘束された」とし、さらにイスラエル軍がその行為に加担したと非難した。 これに対し、イスラエル軍はAFP通信への声明で、水曜日にカンナ議員の進路妨害に関与したとする同議員の主張を否定している。【翻訳編集】 AFPBB News

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