岩手県教育委員会は15日、相次ぐ教職員の不祥事を受けて取りまとめた防止策を公表しました。防止策では、過去の事例を基に専門家と連携し、不祥事に至った心の状態を把握するための動画を作成し、研修に生かしていくとしています。 県内では昨年度、不同意わいせつなどの疑いで教職員6人が逮捕されたほか、4人が飲酒運転で検挙されました。 このような現状を受け、県教育委員会は不祥事を防止するための対策について県内の公立学校の校長や外部の専門家などでつくる検討会議を設置し、ことし4月から議論を進めてきました。 15日公表された防止策では、不祥事を起こした人の職場や家庭での状況、退職金への影響などの不利益を示した資料や。犯罪社会学の専門家と連携し、不祥事に至る心理の把握や規範意識をさらに深めるための動画を作成し、教職員の研修に生かしていくとしています。 佐藤一男教育長 「これを取りまとめたということで終わりにするのではなく、これからが実践でありますので、現場に周知徹底、実践をしてもらうように我々も取り組んで いきたいと考えています」 県教育委員会は資料と動画を作成し、7月下旬から順次、すべての公立学校や教育事務所などに配布する方針です。