〈「一睡もできなかった。息が苦しい」「毒を盛られたのではないだろうか」…政府が関与を認めた“ヤバすぎる暗殺事件”の“恐るべき手口”〉 から続く 他国に対して軍事力を使うことも辞さず、国内の反対派に対しても強硬な態度を取り続けてきたことから「独裁者」のイメージが根強いウラジミール・プーチン大統領。彼に夫アレクサンドル・リトビネンコを暗殺されたのではないかと、強い疑惑を抱く女性がいた。 はたして、夫の身には何が起こったのか? ここでは、ジャーナリストの小倉孝保氏による『 プーチンに勝った主婦 マリーナ・リトビネンコの闘いの記録 』(集英社新書)の一部を抜粋。病床に伏すリトビネンコが警察に明かした暗殺計画の一部始終を紹介する。(全2回の2回目/ 続き を読む) ◆◆◆