牛肉の産地を偽装した食品表示法違反などの疑いで逮捕された水迫畜産の元取締役の身柄が鹿児島地検に送られました。 (記者)「水迫容疑者が出てきました。車に乗り込む」 ■食品表示法違反と詐欺の疑いで送検 食品表示法違反と詐欺の疑いで送検されたのは、水迫畜産の元取締役・水迫政輝容疑者(55)です。 鹿児島県警によりますと、水迫容疑者は2023年、ふるさと納税の返礼品を県内業者に納める際、県外産の牛肉に「鹿児島県産」と書いたラベルを貼って、商品代およそ145万円をだまし取った疑いです。 ■「確認不足が原因で、意図して偽装したわけではない」 取り調べに対し、「確認不足が原因で、意図して偽装したわけではない」と容疑を否認しています。 農林水産省は水迫畜産に対し、販売した牛肉27トンで不適正な表示があったとして、今年3月、是正を指示していました。 捜査関係者によりますと、県警は動機について「鹿児島県産より安価な県外産を使い、差額分で利益を得るためだった」とみていて、ほかの業者への被害など、余罪があるか捜査しています。