大阪市の自宅で妻に暴行を加え死亡させ、遺体を遺棄した罪などに問われている男の裁判が始まり、男はすべての質問に黙秘し、弁護側は無罪を主張しました。 無職の黒木佳史被告(36)は2024年、大阪市中央区の自宅で妻のいずみさん(当時52)に暴行を加え死亡させたうえ、遺体を車で岡山県付近に運び、遺棄した傷害致死と死体遺棄などの罪に問われています。いずみさんの遺体はまだ見つかっていません。 警察は捜査段階で黒木被告が周囲に対し「交際相手を殺した。一人殺した程度では死刑にならない」と話していたことなどから、遺体は見つかっていませんが逮捕に踏み切りました。 19日開かれた初公判で、黒木被告は冒頭に裁判長から氏名と生年月日を尋ねられましたが、一言も話さず、その後の質問にも完全黙秘し、弁護側は「犯罪の立証がなされていない」と無罪を主張しました。