大阪・関西万博の会場の工事費を下請け業者に水増し請求させ、「竹中工務店」に損害を与えたとして逮捕された元総括作業所長が、総額で6千万円以上を水増し請求していた可能性があることがわかりました。 大手ゼネコン「竹中工務店」で総括作業所長だった河井辰巳容疑者は、去年2月から6月にかけて下請け業者と共謀し、大阪・関西万博会場の工事費を複数回にわたり水増し請求させ、「竹中工務店」に約1370万円の損害を与えた疑いがもたれています。 河井容疑者は万博のシンボル「大屋根リング」の工事現場で現場責任者を務めていましたが、その後の捜査関係者への取材で、万博の工事に関連し、業者に総額6000万円以上の水増し請求をさせ、利益を得ていた可能性があることがわかりました。 警察は、河井容疑者の認否を明らかにしていませんが、不正に得た金は自宅のリフォーム代などに充てていたとみて、詳しい経緯を調べています。