インドネシアが空中消火を強化 森林火災の煙害が近隣国へ拡大

ジャカルタ、インドネシア、8月25日 (AP) ー インドネシアは24日、中部および西部地域で巨大な火災が森林や泥炭地を焼き、都市を覆い国境を越える深刻な煙害を引き起こしているため、地上および空中での消火活動を強化した。 インドネシア警察は、森林や泥炭地の火災の一部を発生させた疑いで72人を逮捕した。また、低コストで土地を耕作地化するために火を使った疑いで4社が調査を受けている。 国家防災庁(BNPB)によると、濃い煙が発生してマレーシアやブルネイに流入しているという。 同庁によれば、24日時点でも複数の地域で火災が続いており、ボルネオ島の西カリマンタン州、中央カリマンタン州、南カリマンタン州や、スマトラ島のリアウ州、南スマトラ州、ジャンビ州などの火災が発生しやすい州で大規模な抑止活動が続けられている。今回の火災は、今年インドネシア全域で急増している森林火災活動の一部だ。 干ばつ、強風、乾燥した植生が消火活動を難しくしているとBNPBは声明で述べた。スマトラ島とボルネオ島に派遣された2万4000人以上の地上消火隊員が行き着けない熱源も一部に残っており、地元当局は空中からの水投下支援の追加を要請している。 22日に中央カリマンタン州の森林・泥炭地火災の被災地を視察した後、プラボウォ大統領は24日、10州で3万6000ヘクタール以上が焼失したリアウ州と隣接する南サマトラ州へ移動し、煙害の雲を制御するよう当局を鼓舞した。 プラボウォ大統領は政府が消火用ヘリコプターの追加配備や消火隊員への酸素供給などを通じて消火活動への支援を続けると誓った。 同大統領はさらに、公的な啓発活動やアウトリーチ活動の強化を呼びかけ、中央政府が約1000人の軍・警察官を派遣して地域当局と協力し、意識向上と森林・土地火災の予防に取り組むと述べた。 インドネシアは、適合する雲の中に塩の粒子を散布して降雨を誘発させる天候変改作戦を積極的に強化しており、カリマンタン上空には水投下および人工降雨用に30機、スマトラ島にはヘリコプター22機を配備して消火活動を支援している。 マレーシアは24日、悪化する煙害への対策を両国で強化するなか、共有国境沿いで人工降雨作戦を実施するために、自国機がインドネシア領空に入る許可をインドネシアから得たと発表した。 1万7000以上の島々からなる広大な群島国家であるインドネシアでは、乾季の火災が恒常的な問題となっており、近隣国との関係が緊張することも多い。 農園主や伝統的な農民は農耕のために土地を切り開こうと火を放つことが多く、それが視界を奪い、陸上および航空輸送を妨げ、公衆衛生を脅かす有害な煙害を引き起こし、時には東南アジアの近隣国にまで影響を及ぼしている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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