沖縄・北谷町の簡易ホテルに放火して宿泊客らを殺害しようとしたとして米国籍の旅行者の男(32)が逮捕された事件で、男は焼けたホテルに1週間ほど滞在し、禁煙場所での喫煙を繰り返してホテル側から複数回注意されていたことが、関係者への取材で分かりました。 事件は先月15日未明、北谷町のホテルに宿泊していた米国籍の自称会社員、ポセディオン・ロバーソン容疑者(32)が、他の宿泊客らが滞在していることを知りながら建物に放火し18人を殺害しようとしたとして、現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで逮捕されたものです。 警察によりますとこの火事で、このホテルに宿泊していた大阪府の50代男性が気道熱傷や一酸化炭素中毒などのけがをして一時意識不明になるなど重傷を負っています。 ■動機は? 関係者によりますとロバ―ソン容疑者は旅行で沖縄に滞在し、犯行のおよそ1週間前からこのホテルに宿泊していましたが、その間に禁煙のホテル内で喫煙し、ホテルの従業員に複数回注意されていたということです。 また警察によりますとロバーソン容疑者は、この火事の6日後、先月21日の未明に浦添市の複合施設に侵入する様子がパトロール中の警察官に目撃され、中で寝ていたところを建造物侵入の疑いで現行犯逮捕されていました。 このとき、ロバ―ソン容疑者に飲酒や薬物使用の形跡はなかったということです。 警察は3日、ロバーソン容疑者の身柄を那覇地検に送りました。他の客や従業員とトラブルがなかったかなど、放火の動機や方法などについて引き続き調べているということです。