検定試験の受験料の一部を横領したとして教員の男が逮捕されました。 業務上横領の疑いで逮捕されたのは、県立半田農業高校に勤務していた教員の長谷山峻之容疑者(33)です。 警察によりますと、長谷山容疑者は、おととし9月から10月にかけて、高校で実施された、ビジネス文書の知識や技能をはかる検定試験の受験料の一部、約10万円を横領した疑いがもたれています。 検定試験には、のべ196人の生徒が申し込んでいて、長谷山容疑者は、受験料として、計16万円を受け取ったにもかかわらず、学校の口座に6万円しか入金していなかったということです。 調べに対し、「間違いありません」と容疑を認めているということで、警察は、合格証書などを偽造していたとみて経緯を詳しく調べています。