紛失カードを不正使用、金地金も購入…韓国・防犯カメラに顔映るも半年間逮捕されず

【09月11日 KOREA WAVE】紛失したクレジットカードで約230万ウォン(約25万円)を不正に使われ、金地金まで購入された被害が伝えられた。カードを使用した20代前半とみられる男の顔は防犯カメラに比較的鮮明に映っていたが、約半年が過ぎても逮捕されていない。 JTBC「事件班長」によると、被害者は2025年11月27日、勤務中にスマートフォンでカードの決済通知を確認した際、自分が購入していない大田から水原へ向かう鉄道乗車券の決済履歴を見つけた。 被害者は普段、モバイル決済を主に利用し、実物のカードをあまり使っていなかったため、カードを紛失したことにも気付いていなかった。当時は忙しく、決済通知をすぐ確認できなかったため、被害の発覚が遅れたという。 確認したところ、事件の4日前に無人プリント店を利用した後、カードを置き忘れていたことが分かった。何者かがこのカードを拾い、使用したとみられている。 カードは電子たばこ店をはじめ、タクシー、列車、映画館などで使用されていた。男はソウルの弘大や金浦、清凉里のほか、大田、堤川、清州などを移動しながらカードを使い、4日間の利用額は約230万ウォン(約25万円)に達した。 中には金を購入した履歴もあった。金浦の貴金属店では約186万3000ウォン(約20万5000円)が決済されていた。店内の防犯カメラには、20代前半とみられる男が女性とともに入店し、被害者のカードで金地金を購入する様子が映っていた。 被害者は「自分が使ったものではないのに通知が来たので確認していたら、180万ウォン台の決済を見つけた。とても驚き、すぐ警察に通報した」と話した。 しかし、通報後2〜3カ月が過ぎても特に連絡はなかったという。その後、警察から「犯行後の手掛かりが少なく追跡が難しい。未解決事件になる可能性もある」との趣旨の説明を受け、約6カ月後に未解決事件として通知されたとしている。 警察は防犯カメラを追跡し、弘大、清凉里、金浦、堤川などで男の足取りを確認。20代前半の男とみられるところまで絞り込んだが、五松駅で防犯カメラの映像が途切れた。その後、鉄道駅などを中心に捜査したものの、新たな手掛かりは得られなかったという。 中古品取引サイトや前科のある人物なども調べたが、容疑者の特定には至らなかった。警察は事件を未解決に分類しているものの、捜査が終了したわけではないとし、新たな手掛かりが得られた場合に再開できるよう、男の特徴などを全国の警察ネットワークに登録したという。 パク・ジフン弁護士は、窃盗や占有離脱物横領などの容疑を適用できる可能性があるとし、「犯罪が明らかになっており、防犯カメラにも顔が比較的鮮明に映っている」と指摘した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News

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