西畑大吾×福本莉子「時給三〇〇円の死神」原作者も絶賛、監督は“雨”に徹底的なこだわり

西畑大吾(なにわ男子)と福本莉子がダブル主演を務める映画「時給三〇〇円の死神」が10月2日より公開。本作の制作エピソードとともに、原作者・藤まる氏のコメントと場面写真が解禁された。 本作は、累計発行部数36万部を超える藤まる氏の同名小説を実写映画化。父親の不祥事をきっかけに希望を失った大学生の佐倉真司(西畑)が、同級生の花森雪希(福本)から時給三〇〇円の「死神」のアルバイトに誘われるところから物語が始まる。2人はバディを組み、未練を残した死者たちが人生の「ロスタイム」を過ごす手助けをしていく。 共演には、渋谷凪咲、齋藤潤、泉谷星奈、佐津川愛美、山口馬木也、小澤征悦ら実力派キャストが集結。監督は、ドラマ「美しい彼」(2023年/TBSほか)シリーズや「劇場版 美しい彼〜eternal〜」(23年)、映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」(25年)を手がけた酒井麻衣が務める。映画「366日」(25年)の製作陣とともに、切なくも美しいヒューマンストーリーを描き出す。さらに、HYが本作のために書き下ろした主題歌「心海」が、作品の魅力を一層引き立てている。 このたび、作品に込められた制作陣の思いが明らかになった。企画プロデューサーの種田義彦氏の「どんなにつらくても、⼈は前を向いて⽣きていける」という思いから本作の企画が立ち上がった。“今をどう⽣きるのか”を問いかける作品を目指し、繊細な心理描写に定評がある酒井監督にメガホンを託した。酒井監督は、“死神”や“ロスタイム”といった非日常的な設定を、現実と地続きの世界として映し出すことにこだわったという。 撮影では、ほぼ全編にわたってステディカムを導入。微細な揺れを伴うカメラワークによって、登場人物の感情の機微を表現している。中でも、冒頭と終盤に描かれる交差点のシーンは、千葉県庁前の道路を封鎖し、雨とCGを組み合わせて制作された。CG作業では、雨粒の落ちるタイミングにまで緻密な修正を加えたという。新たに解禁された場面写真からも、そのこだわりの雨の描写を垣間見ることができる。 また、映画公開に向けて藤まる氏からコメントが到着した。小説家としてデビューした際のインタビューで、「いつか映画に関わりたい」という目標を掲げていたことを告白。自身の作品が映画化されたことについて「ようやく夢がかなったぞ」と喜びを語った。 さらに、制作陣に対しては自由に作ってほしいと伝えていたことを明かし、「脚本の時点で原作を忠実に再現してくださり、オリジナルの演出も素晴らしく、その判断は正しかったと感じています」と絶賛。完成した映画についても「俳優さんの熱演はもちろん、映像や音楽、細かな部分まで原作を再現してくださり、映画ならではの魅力も存分に感じました」と太鼓判を押した。 最後に、長年のファンへ感謝を伝えつつ、「この機会にぜひ、原作やコミカライズをもう一度読み直していただけるとうれしいです。映画の方も1回と言わず何十回でもリピートして観てくださいね!」と呼びかけた。 酒井監督が紡ぐ唯一無二の世界観と、ダブル主演を務める西畑、福本の渾身の演技が見どころとなる本作。公開に向けてさらなる盛り上がりを見せる中、その完成度の高さに期待が高まる。

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