【ブリュッセル共同】フィリピンで強権的な薬物対策「麻薬戦争」を主導し、人道に対する罪で国際刑事裁判所(ICC、赤根智子所長)に起訴された同国前大統領のドゥテルテ被告(81)が16日、オランダ西部ハーグのICCに初めて出廷した。被告は逮捕直後の昨年3月、ICCで容疑内容を通知する審理にオンラインで参加した後は、公の場に姿を見せてこなかった。 この日は、11月30日の初公判に向けた手続きなどを協議。ドゥテルテ被告は発言しなかったが、地元メディアによると終了後、傍聴席に向けて手を振った。 被告は逮捕前に比べ髪の毛が伸び、目がくぼむなどしていたが、表情は穏やかだった。