TikTokの動画で「生活支援制度の手続きを行う」などとうたって、通帳やキャッシュカードを郵送させる特殊詐欺事件が東京・大田区で相次ぎ、警視庁が注意を呼びかけています。 今月、大田区に住む50代の男性がTikTokで「生活支援制度の手続きを手伝う」などとうたう動画を見たところ、記載されているウェブサイトから、「LINE」に誘導され自身の通帳とキャッシュカードを墨田区の雑居ビルに郵送させられる事件がありました。 さらに男性は「追加で入金する」などと言われたため、別の銀行口座の通帳とキャッシュカードを郵送したところ、銀行から「不特定多数の高額入金があるので口座を停止する」と連絡があったということです。 これは、特殊詐欺グループが犯罪に悪用するための銀行口座を用意するために郵送させたとみられています。 こうしたことから不審に思った男性が警視庁に相談し、捜査員が郵送先を警戒していたところ、中国籍の女(43)が通帳やキャッシュカードを回収にきたため、警視庁は詐欺未遂の疑いで逮捕しました。 警視庁によりますと、大田区の池上警察署管内だけで、ことし7月から同様の被害相談が少なくとも3件寄せられているということで、こうした手口の特殊詐欺にだまされないよう注意を呼びかけています。