保育園児を刃物で襲撃、中国人留学生の男に拘禁15年 スイス

【AFP=時事】2024年にスイス・チューリヒで保育園児らを刃物で襲撃し、3人を負傷させた中国人留学生の男に対し、スイスの地方裁判所は18日、殺人未遂罪で拘禁15年の実刑判決を言い渡した。 スイス通信によると、男は控訴する方針だという。 当時23歳だったこの中国人の男は2024年10月1日、チューリヒの住宅街で、保育園に戻ろうと歩いていた園児たちを襲撃し、5歳の男児3人を負傷させた。 男は付き添っていた女性保育士と通行人に取り押さえられ、駆けつけた警察に現場で逮捕された。 検察によると、男は取り調べに対し容疑を認めたという。 裁判官は判決言い渡しの際、男が「冷酷」かつ「何ら躊躇(ちゅうちょ)なく」犯行に及んだと指摘した。 弁護側は、男には精神疾患があり、犯行当時は刑事責任能力が失われていたとする精神鑑定報告書に基づき、無罪を主張していた。 スイス通信によると、男は17日の公判で、事件の約3週間前から頭の中で「子どもたちを殺せ」という声が聞こえていたと証言した。 これに対し検察側は、男がこれまでの取り調べでそのような供述をしたことはないとして、証言を否定した。 むしろ数週間にわたって緻密に計画を練った上での計画的犯行だったと主張した。 検察によると、男は2024年8月、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」に対し、無差別刺傷事件を起こしたらどのような刑事罰を受けるか質問したり、人体の急所に関する指示文を入力したりしていたという。【翻訳編集】 AFPBB News

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加