ICC逮捕状のネタニヤフ首相、NYの国連へ 異例の「超短期滞在」

イスラエルのネタニヤフ首相が24日昼(日本時間25日未明)、ニューヨーク(NY)市を訪れ、国連総会で恒例の一般討論演説を行う。国際刑事裁判所(ICC)から、パレスチナ自治区ガザの戦闘をめぐって戦争犯罪容疑で逮捕状が出ているネタニヤフ氏は、昨年とは違って異例の「超短期滞在」となる見込みだ。 イスラエルメディアによると、ネタニヤフ氏は演説当日の24日朝、政府専用機「ザイオンの翼」で、NY市郊外に着陸。国連本部に行き、演説後には出国する。 ニュースサイト「Yネット」は、関係者の話として、予定されているネタニヤフ氏に対する抗議活動への懸念からNYでの宿泊を避けたと伝えている。 米国はICC加盟国ではなく、ネタニヤフ氏の逮捕義務はない。しかも、ICCへの圧力を強めるトランプ政権は赤根智子所長らに制裁を科し、トランプ氏は22日の国連演説で加盟国に脱退まで促した。 にもかかわらず今回の訪問が大きな注目を集める背景には、1月に就任したマムダニNY市長の存在がある。 マムダニ氏はかねてパレスチナ問題への関心が高く、市長選時には、国連本部を訪れるネタニヤフ氏の拘束を警察に指示する、と発言。現実的には難しいとの結論を出しつつ、トランプ政権に対して令状執行を求めている。

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