知人女性への傷害容疑で逮捕された8人組アイドルグループ「timelesz」の猪俣周杜(25)が25日、勾留先の東京湾岸警察署から釈放された。女性側とは示談が成立。それでも暴力イメージが浸透した事実は重い。猪俣の脱退説も浮上するなか、業界関係者の間ではグループの〝リーダー格〟である菊池風磨(31)が男気をみせるのでは…と言われている。 猪俣は18日午後10時ごろ、東京・江東区のコンビニ駐車場に止めた車内で、口論になった女性の顔を複数回殴打。鼻から出血した女性はコンビニに駆け込み助けを求め、居合わせた客が110番通報し、逮捕された。女性は交際相手だったという情報もある。 衝撃のニュースから1週間。この日、猪俣は勾留先の東京湾岸警察署から釈放された。女性側とは示談が成立し、今後は在宅での捜査となる見込み。このまま不起訴となる公算が高い。 それでも猪俣、そしてtimeleszにはイバラの道が待ち構えている。猪俣は逮捕当時「口論の際に手が当たってしまったかもしれない」と供述していたが、示談成立とともに容疑を認めたという報道もある。 女性への暴力イメージはアイドルにとって致命的。不起訴となっても行為自体が取り消されることはない。芸能プロ関係者の話。 「女性ファンあっての男性アイドルですからね。総スカンを食らう可能性もある。猪俣個人だけでなく、彼が属するtimeleszのイメージも良くない」 複数のCMスポンサーは事件を機に掲出を控え、テレビ局も編集作業に追われた。今後巨額の違約金が課せられる可能性もある。 そうしたことから、猪俣の「脱退やむなし」という見方が広がっているが、舞台裏を取材すると、グループ残留もなくはないという。 キーマンはリーダー格の菊池だ。事件直後、菊池は会員制の有料ブログで「メンバーが逮捕される事態に陥ってしまった事、胸が痛み、言葉が詰まります。非常に残念で不甲斐なく、慙愧に堪えません」とコメント。「慙愧に堪えない」とは、自分の過ちや至らなさを強く恥じ、非常に申し訳なく思うこと。自身の〝監督不行き届き〟にも責任の一端があるような言い回しだ。 菊池はtimeleszの新メンバーオーディション「timelesz project(タイプロ)」を仕掛け、一般参加組から猪俣、橋本将生、篠塚大輝を新メンバーに抜擢〟。寺西拓人と原嘉孝はSTARTO社の俳優部の出身だ。 過去には「新メンバーは応援できない」というファンの声に、インスタで「認めてもらう努力を私もしていきます」などとアンサー。誹謗中傷には「必ず守る覚悟で挑みます」と宣言していた。 さらにユーチューブチャンネル「よにのちゃんねる」では、中丸雄一からメンバー増員で失敗したらどうするの?と聞かれ「なんとしても立て直します」「それでやめるのも違うし、投げ出してるのと一緒」と話していた。 別の芸能関係者は「菊池は猪俣のことをオーディション時代から買っていたし、その努力を認めていた。3人になり、ジリ貧になりかけたSexy Zoneをここまで押し上げたのは彼らの力が大きいですから、簡単に見捨てるようなことはしないと思う」と話す。 もちろん責任を痛感した猪俣本人が脱退を切り出すことも考えられるが…。 菊池は24年にSTARTO社と専属エージェント契約を結んだ。これによって、会社側と台頭に話せる立場となった。 「菊池さんはtimeleszの全権委任者と言っていい。会社側も彼のの能力を買っている。これから菊池さんが会社側と対等に話し合い、猪俣さんの処分を決めることになる」(同) 猪俣を残せば厳しい再スタートとなることは間違いない。それでも菊池の性格を知る業界関係者からは「男気を見せるのではないか」という声が上がっている。どのような決断を下すか――。