山形県天童署は、スマートフォンを使ってSNSにサッカーJ2・モンテディオ山形の試合を妨害する書き込みをしたとして、千葉県の男を逮捕しました。 男は試合の妨害のほか、サポーターに危害を加えるなどのアルバイトを募集する書き込みをしていました。 威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは、千葉県市原市の会社員の男（23）です。 警察によりますと、男は、去年11月14日の午前8時44分ごろから午前8時50分ごろまでの間、3回に渡りスマホを操作して、SNS「X」にサッカーJ2・モンテディオ山形の試合に絡む次のような投稿をした疑いです。 『単発アルバイト、日程12月1日、勤務地:NDソフトスタジアム山形、勤務内容:発煙筒を焚いたり中心部に投げ込む業務、サポーターに刃物や火炎瓶を使って暴行を加えるバイト、報酬300000』 この影響でモンテディオ山形は、試合の警備体制の増強などを行うことになり、正常な業務を妨害されたということです。 通報を受けた警察は、県警サイバー犯罪対策課などと捜査を進め、昨夜11時半ごろ、千葉県市原警察署で男を逮捕しました。 12月1日は、モンテディオ山形がJ1昇格をかけて天童市でプレーオフ準決勝を戦いましたが、結果的に試合会場では何も起きず、混乱はありませんでした。 警察が男の犯行動機などを詳しく調べています。