【10月06日 KOREA WAVE】韓国京畿道平沢市の住宅街にある児童公園で深夜、中央アジア出身の外国人らによる集団乱闘があり、警察が捜査に乗り出した。警察は、カザフスタンやキルギスなど中央アジア出身者のグループ間の対立が集団衝突に発展した可能性が高いとみて、現場から逃走した関係者を追っている。平沢警察によると、3日午後11時10分ごろ、平沢市浦升邑道谷里で「複数の車が集まっており、集団でけんかをしそうだ」と住民から通報があった。警察が現場に到着した時には、関係者はすでに散り散りになっていた。約30分後の午後11時41分ごろ、付近から「外国人が集まっている。早く来てほしい」と再び通報があった。電話が直後に切れたため、警察は緊急事態と判断し、最高レベルの緊急対応態勢「コードゼロ」を発令した。コードゼロは、拉致や監禁、殺人、強盗などの凶悪犯罪が疑われたり、通報者の生命や身体に差し迫った危険があると判断されたりした場合に発令される警察の最高緊急対応レベルだ。通報から約1分後、約2.5キロ離れた交番のパトカーが現場に到着。近隣の交番のパトカーや刑事なども相次いで投入された。警察は現場から逃走していた20代の男2人を現行犯逮捕した。2人はロシアとキルギス国籍で、留学ビザなどにより合法的に滞在していることが確認された。骨折などのけがをしており、身元確認後に病院で治療を受けた。最初の目撃者は「約40人が入り乱れてけんかをしていた」と証言したが、警察は周辺の防犯カメラ映像などを分析し、実際に乱闘に加わったのは15人前後とみている。現場からは角材や野球バットなどが見つかった。一部で指摘されていた、くぎを打ち付けた凶器が使用された形跡は現時点で確認されていない。逮捕された2人と参考人2人は警察の調べに対し、「道を歩いていたところ、一方的に殴られた」との趣旨の供述をし、容疑を否認しているという。警察は現時点で、暴力団のような犯罪組織が関与した形跡は確認されていないとしている。一方、カザフスタンやキルギスなど中央アジア出身者のグループ間のいさかいや対立が集団乱闘に発展した可能性もあるとみて、事前に連絡を取り合っていたか、車両を集めた経緯や集団での活動を繰り返していたかなどを調べている。事件が起きた道谷里一帯は平沢港に近く、外国人労働者や高麗人が多く暮らしている地域だ。警察は車のナンバーや周辺の防犯カメラ映像を調べ、現場から逃走した残る関係者の身元確認を進めている。また、再び衝突する可能性に備え、道谷里一帯に警察官を投入して特別パトロールを強化している。(c)KOREA WAVE/AFPBB News