高野山には昔、海軍航空隊があった 飛行機なき航空隊、なぜか特攻艇に配属も…仏教と戦争、協力の歴史【前編】

世界遺産で、高野山真言宗の総本山・金剛峯寺がある高野山(和歌山県高野町)。国内外の参拝客でにぎわうこの地に80年以上前、1945年8月15日の敗戦までのちょうど1年間、海軍飛行予科練習生(予科練)を訓練した海軍の航空隊があったことをご存じだろうか。記者(33)は偶然、供養塔や石碑の存在に気づき、何だろうと思って調べてみて驚いた。航空隊なのに飛行機はなく、なぜか特攻艇に配属された隊員もいた。仏教の聖地とよばれる高野山は、仏教が太平洋戦争に協力した舞台の一つだった。まず前編として航空隊の隊史や識者の話から「負の歴史」を振り返る。(共同通信=力丸将之)

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