ドイツ当局は国際ハッカー集団の中心メンバーが日本の捜査当局からドイツに引き渡されたと明らかにしました。その上でハッカー集団が2024年以降、世界のおよそ4000の企業などにサイバー攻撃を行っていると警戒を呼びかけました。ロイター通信によりますとドイツ当局は7日、会見を開き「日本の警察の協力を得てハッカー集団「Qilin」の中心メンバーの1人を逮捕した」と明らかにしました。容疑者は28歳のロシア国籍の男で、5月に東京で逮捕され今月2日にドイツに引き渡されたということです。ドイツ当局は会見で「男は日本に休暇に行く予定だったが、寿司の代わりにドイツの刑務所でチーズサンドイッチを食べている」と述べた上で中心メンバーの逮捕は「歴史的な捜査の成果だ」と評価しました。また、ドイツ当局はハッカー集団「Qilin」が2024年以降、世界のおよそ4000の企業などを攻撃してきたと指摘。この4年間で企業などに29億ドル、日本円でおよそ4600億円を要求し実際におよそ63億円が支払われたと警戒を呼びかけています。