きょう、全国各地で不要な給湯器交換工事を勧誘したとして、悪質グループが摘発されました。給湯器など、いま増加する悪質訪問詐欺。なぜ増えているのか、その裏にはトクリュウが絡んでいる可能性も。私たちが気をつけるべきこととは?都内に住む80代の男性。仕事を退職し、ひとり暮らしをする中で突然、電話がかかってきたといいます。勧誘を受けた男性(80代)「『東京ガスですが』ということで、『ガスの点検をしますので伺いたい、いつがいいですか』と」その数日後。勧誘を受けた男性「『東京ガスの点検に来ました』と言うから、ドアを開けて『どうぞ』と言った。『外の給湯器を見せてください』と」しかし、実際に家に来たのは詐欺グループのメンバーだったのです。カメラマン「糠信容疑者が警視庁立川署に入ります」詐欺などの疑いで逮捕されたのは、東京・新宿区のリフォーム会社「大安設備」の実質的経営者・糠信秀企容疑者(36)、社員の徳永翔容疑者(38)ら8人です。去年、高齢の男女4人に必要ないガス給湯器の交換工事をもちかけ、およそ100万円をだまし取った疑いなどがもたれています。糠信容疑者らはまず電話で給湯器の点検をもちかけたあとに自宅を訪問。そして…糠信容疑者らのグループ「一酸化炭素が基準値以上出ていて危険です」被害にあったのは高齢者が中心で、中には視覚障害がある人や認知症の人もいたということです。去年、先ほどの80代の男性の自宅を訪れたのは徳永容疑者だったといいます。「点検は無料」と言いつつ、「給湯器」などをチェックした後に…勧誘を受けた男性「『10年過ぎてますから交換しないと急にお湯が出ないことが生じるから考えてみた方がいいですよ』と」徳永容疑者は「給湯器」や「ガスコンロ」の交換費用などとしておよそ50万円を請求。しかし、男性が躊躇すると…勧誘を受けた男性「『壊れた時に交換するより健全な時に交換した方が割引率は違いますよ』『今、交換すると安くなるよ』と」結局、「ガスコンロ」の交換工事をおよそ12万円で契約してしまいました。勧誘を受けた男性「疑問を持たないよう言葉が上手く、全然疑問を持たなかった」その後、男性は娘や知人に相談し、工事をキャンセル。代金を支払わずに済みました。警視庁によりますと、糠信容疑者らのグループは2023年からの3年間で全国のべ1万3800人に工事をもちかけ、22億円ほどをだまし取っていたとみられています。