性的マイノリティーへの差別解消訴え ノーベル平和賞のピレイ氏

2026年のノーベル平和賞受賞が決まったナバネセム・ピレイ元国連人権高等弁務官(85)は12年5月、性的マイノリティーへの差別解消を訴えるビデオメッセージを発表していた。 ピレイ氏は、多くの国の法律が性的マイノリティーに対して「公正さを欠いている」と指摘し、性的指向や性自認を理由とした逮捕や暴力を批判した。 さらに、「私がこの問題を提起すると、『新しい権利』や『特別な権利』を与えようとしているという不満の声が聞こえてくる」と述べ、「人間の生命と安全に対する権利、差別を受けない権利に、新しいことや特別なことは何もない」と反論した。 その上で、各国は差別的な法律や慣習をなくす必要があると訴え、「暴力と憎悪を罰する必要があり、罰すべきは愛ではない」と強調。「全ての人にとって、世界をより安全で良い場所にしていきましょう」と呼びかけた。【日下部元美】

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