2025年12月、静岡長泉町の住宅で現金約1800万円を奪ったとされる強盗事件の指示役と運転手役の男らの裁判で、静岡地裁沼津支部は14日、それぞれ拘禁刑8年と4年6か月の判決を言い渡しました。2025年の年末、静岡・長泉町の閑静な住宅街で起きた強盗事件。80代の夫婦の手足を縛り住宅から約1800万円が奪われました。この事件で起訴された神奈川の22歳の男と高知の22の男、2人の被告に、14日、判決が言い渡されたのです。(神奈川の被告の男)「間違いありません」初公判で起訴内容を認めていた神奈川の被告の男。一方、高知の男の被告は「事件の事は知らなかった」と起訴内容を一部否認していました。これまでに9人が逮捕された事件。神奈川の被告の男はグループ全体を統括し、電話などで指示をしていた指示役。高知の被告の男は運転手役として実行役の10代の少年3人と見張り役の男を現場に連れていったとみられています。さらに上位の犯行指示役とみられる35歳の男。実行役の少年たちのリクルーターを務めた当時18歳と17歳の2人も関わったとされています。匿名・流動型犯罪グループ、いわゆる「トクリュウ」の犯行とみられる事件。これまでの裁判で2人はオンラインゲームを通じて知り合い事件前日には神奈川の被告の男が。(神奈川の被告の男)『運転をしてくれるだけでいい』高知の被告の男に車の運転を依頼し、事件後に3万円を渡していたと証言。さらに犯行に関わったとされる理由については。(神奈川の被告の男)『金を返せ、返せないのであれば強盗をやれ…などと言われ犯行に及んだ』さらに上位の指示役の35歳の男の金を横領したことがきっかけだったと明かしました。14日、地裁沼津支部で開かれた公判で、薄井真由子裁判長は、神奈川の被告の男に対し、「奪取した現金を回収して上位者に引き渡すなど中心となって犯行全般に主体的に関与し、極めて重要な役割を果たした…結局は利欲的な動機で強い非難に値する」などと拘禁刑8年の判決を。高知の被告の男に対しては、「立場は従属的で主体的に関与したとも言えないが、犯行の概要を認識した上で相応の報酬を期待し安易に加担した」などと、拘禁刑4年6か月の判決を言い渡しました。