静岡県が発注した仮設道路工事などの一般競争入札の予定価格を漏らしたとして、県警捜査2課などは14日、袋井土木事務所工事課工事第2班長の男性職員(57)を官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕した。 また、工事を落札した土木会社「アキヤマ」(磐田市)の取締役の71歳男性と63歳男性も公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕した。 逮捕容疑は、3人は県が発注した一雲済川(磐田市)の流域防災対策工事で共謀し、男性職員が2月上旬、仮設道路工事と仮設橋工事の予定価格を63歳男性に漏らしたとしている。71歳男性は2月中旬、63歳男性から聞いた予定価格から算出した最低制限価格と同額の5272万円で仮設道路工事を落札させたほか、仮設橋工事も落札額の下限目安となる調査基準価格と近い2億9745万円で落札させ、公正な入札を妨害したとしている。 県警は3人の認否を明らかにしていない。【松本信太郎】