尹大統領、きょうにも逮捕状 内乱容疑で拘束適法と裁判所

【ソウル共同】韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)は、内乱を首謀した疑いで拘束した尹錫悦大統領の逮捕状を17日にも請求する方針だ。韓国メディアによると、同日午後9時5分に請求期限を迎える。ソウル中央地裁は16日夜、拘束は不当だとの尹氏の弁護団による申し立てを棄却し、拘束は適法だと結論付けた。高捜庁は最長20日間の身柄拘束が可能な逮捕状の請求に向けた調整を急ぐ。 高捜庁は17日午前に尹氏の取り調べの続行を試みるが、応じない可能性がある。既に起訴された警察や軍幹部らが尹氏の「非常戒厳」宣言時の言動などを供述しており、尹氏が取り調べを拒否しても高捜庁は逮捕状を請求する構えとみられている。

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