【10月19日 KOREA WAVE】韓国で、勤務先の携帯電話販売店からスマートフォンを盗んだ疑いで捜査を受けていた20代の男が、別の店に就職して再び端末を盗み、客の携帯電話を使った不正決済もしていたと伝えられた。MBC every1の番組「ヒドゥンアイ」が10月12日に公開した防犯カメラ映像には、ソウルの携帯電話販売店に勤める男が、他の従業員の退勤後に1人で店に入り、端末を持ち出す様子が映っていた。男は収納棚の周辺で物を出し入れし、机と棚の間を行き来した後、店を出た。盗んだのは最新型のスマートフォンで、モニターなどの陰に隠れ、防犯カメラに映らないよう持ち出したとされる。犯行の2日前には、自分の席を映すカメラを箱でふさいでいた。当日は店主が先に帰ると、約1分後に男も店を出たが、約20秒で戻って犯行に及んだ。店主は、自分が帰ったかを確かめるため、男が後を追ったのではないかとみている。盗まれたスマートフォンは9台で、被害額は約1850万ウォンだった。翌日、男が出勤せず連絡にも応じなかったため、店主は不審に思った。その後、中古端末を店に売ったのに代金を受け取っていないという客から連絡があり、防犯カメラを確認して犯行を知った。警察は証拠を確保し、男の居場所を突き止めて逮捕した後、身柄を拘束せずに検察へ送致した。しかし男は、最初の事件後、ソウル・蚕室の別の携帯電話販売店に就職。出勤2日目、店主が昼食で席を外した間に、奥の倉庫へ入ってスマートフォンを盗んだ。映像には、棚の端末をまとめて取り、店内を見回した後、机の下に身を隠す姿が記録されていた。その後、端末をバッグに入れて店を出た。この日は13台を盗み、被害額は約2600万ウォンに上った。男は客の携帯電話を利用した不正決済もしていたとされる。公開映像では、来店した女性客から端末を受け取り、15分以上操作していた。客の端末で認証を済ませ、自分が支払うべき約50万ウォンを客の携帯電話で決済したという。被害を知った店主は連絡を試みた後、男の自宅を訪れ、2時間以上説得して本人と会った。男は、遊興費が足りず端末を盗み、当日中にすべて売ったと説明したという。売却代金も、すでに遊興費に使っていた。男は2024年5月から約1年間働いた別の店でも、同僚から金を借り、現金を盗んで姿を消したとされる。2025年10月には、京畿道始興の店で高齢者を相手に不正決済をしていたとも伝えられた。被害者らは犯行の繰り返しを理由に身柄を拘束して捜査するよう求めたが、警察は、住居が定まり、連絡や出頭要請にも応じているとの趣旨で回答したという。男は現在、身柄を拘束されないまま検察へ送致されているとされる。(c)KOREA WAVE/AFPBB News