北海道新聞記者の即時解放を要求 外務省局長がロシアで会談

外務省は21日、中村仁威(きみたけ)欧州局長がロシアを訪問し、現地時間20日にモスクワでロシア外務省アジア第3局のボロビヨワ局長と会談したと発表した。中村氏はロシア当局がスパイ容疑で拘束した北海道新聞記者の即時解放を求めた。 中村氏は、日ソ領事条約で「逮捕・拘束から4日以内」と定めた領事面会の早期実施も求めた。日本政府関係者によると、ボロビヨワ氏から前向きな回答はなく、ロシア側発表では拘束への言及もなかった。 中村氏はプーチン大統領が8月、択捉島を初めて訪問したことへの抗議も改めて行った。ロシア外務省によると会談は日本側の要請で実現し、ボロビヨワ氏は日露関係悪化を「日本の非友好的な方針の直接的な結果」と主張した。 武藤顕駐露大使も19日にロシア外務省を訪れ、領事面会の早期実現を申し入れた。【田所柳子】

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