フランチャイズ本部の人物を装って美容室に電話で謝罪を要求するなどして業務を妨害したとして、警視庁捜査1課が偽計業務妨害の疑いで東京都豊島区南大塚の会社員、唐鎌弘行容疑者(39)を逮捕したことが22日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、6月26、27日、首都圏を中心に展開する大手美容室チェーンの埼玉県内の店舗に、本部職員をかたって電話し、「お客さんからクレームが入ってる」として、「俺に謝罪しろ。『ご主人様、お許しください』と言え」などと言い、店の美容師らの業務を妨害した疑いがある。調べに対し、唐鎌容疑者は「困った女の子の反応を聞くため電話をかけてストレスを発散させた」などと容疑を認めているという。事件当時、唐鎌容疑者はホームページなどで美容師の名前や写真を見た上で、特定の女性美容師を呼び出していたとみられる。また、わいせつな文言を言うよう要求した疑いもある。同チェーンの別の店舗から7月、警視庁に相談があり、捜査の過程で唐鎌容疑者の関与が浮上した。捜査1課は唐鎌容疑者が6月下旬~7月上旬、同チェーンの複数の店舗に約70件の電話をかけていたとみて調べる。