巨人・松井秀喜新監督「長嶋監督にもこの姿を見ていただきたかった」「ここで受けなくちゃいけないと思った」長嶋さん亡くなった直後に語った「約束」は「言うべきではなかった」「自主撤回。私と長嶋さんだけのものに」

巨人は23日、新監督として球団OBで大リーグ・ヤンキースなどでも活躍した松井秀喜氏(52)が就任すると発表した。松井氏は東京都内のホテルで山口寿一オーナーとともに会見。昨年恩師の長嶋茂雄監督が亡くなった際に語っていた「約束」について言及した。 松井氏は昨年6月に恩師で巨人終身名誉監督の長嶋さんが亡くなった際、「長嶋監督と生前、約束したこともありますので。その約束を果たしたい」「監督が何を望んでいるのか自分の心の中で聞いてみます。これからの自分自身とこれからの監督との対話で、監督が導いてくれるんじゃないかなと思っています」などと思いを明かしたこともあった。 監督の打診があった時に心境について「正直うれしかった。どこにいても心の中にジャイアンツはあった」と明かし、「昨年が長嶋監督が亡くなられて、本当はこの姿を見ていただきたかった気持ちは正直あった。ここで受けなくちゃいけないと思った」と振り返った。 ただ、約束については「あの時、長嶋さんがお亡くなりになられて、弔問に行った直後だったんですよね。自分自身そんなこと言うつもり全くなかったんですけど、やっぱり自分の、あの発言によって、いろいろな臆測が飛び、当時のチームにすごい迷惑をかけてしまった。言うべきじゃかったんだと思います」と語り、「私の中では自主撤回をしておりまして、皆さんがご自由に考察してください。これは多分、言うべきじゃなかったと。私と長嶋さんだけのものだったというところに戻っております」とした。 石川県出身の松井氏は星稜時代に春夏合わせて甲子園に4度出場。3年夏に明徳義塾戦では5打席連続で敬遠された。1992年度ドラフト1位で4球団競合の末に巨人に入団。NPB通算1268試合、打率・304、332本塁打、889打点を残した。本塁打王、打点王、最高出塁率を各3度、首位打者は1度。2002年オフにFA宣言して大リーグ・ヤンキースへ移籍。エンゼルス、アスレチックス、レイズと移り、12年に引退。MLB通算1236試合、打率・282、175本塁打、760打点を残した。 巨人は今季途中の5月25日に阿部慎之助前監督が長女に暴行を加えた容疑で現行犯逮捕され、翌26日に責任をとって辞任した。その後はヘッドコーチを務めていた橋上秀樹氏が監督代行に就任。シーズン終盤まで阪神と優勝争いを展開したが、143試合目に優勝を逃していた。CS敗退後は元監督の原辰徳氏や高橋由伸氏らとともに松井氏も次期監督候補に挙がっていた。

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