「ハムスター25匹を踏み殺した上に動画撮影」高校職員の異常な欲望と“クラッシュ動画”の醜悪な世界

「今年2月中旬、岩手県滝沢市内の宿泊施設で事件は起きました……。ハムスター25匹を容器から1匹ずつ取り出しては床に落とし、若い女が踏みつけるという残虐な行為が行われたのです。さらに、その様子を男がスマホで撮影し記録していたんです」警察関係者はそう嘆息すると、「そんな細切れの動画が何本もあり、犯行は計数時間にも及んだ」と続けた–。7月10日、冒頭の行為が動物愛護法違反にあたるとの容疑で逮捕・起訴されたのは、岩手県立高校職員・木村元紀(36)被告と少女A子(19)の2人だ。木村被告については、記録メディアに残されていた動画から、3月下旬にも同様にハムスター30匹を殺した事案も発覚し、8月31日、A子とは別の女性と共に動物愛護法違反の容疑で再逮捕・追起訴されている。ハムスター以外の他の動物も含めて、記憶メディア内には他にも動画は多くあり、木村被告については余罪についても捜査中だという。「どちらも木村が主導していたそうです。SNSで面識のない若い女性を“ハムスターを殺して、動画を撮影しよう!”と誘ってハムスターの殺傷に及んだそう。あくまでも楽しみはハムスターをいたぶり、その様子を撮影すること。女性との間に性的な関係はないようだ」(同前)9月24日、盛岡地裁において冒頭の件についての初公判が開かれたが、そこで木村被告は起訴内容について認めた。木村被告らには25匹を殺すのみならず、その行為を“動画で撮影する”ことにも意味があるようだ。「ネットを見れば、そんな趣味嗜好が存在することが分かる。小さい動物を殺傷するのが好きな人間がいて、そんな動画を“クラッシュ動画”と言います」(同前)事件発覚の発端は、木村被告が持つ非公開のアカウントにて動物虐待の動画がアップされていることを知った第三者からの情報提供だったという。非公開のアカウントに上げられていた動画とはどのようなものだったのか……。警察へ通報した、第三者から相談を受けていたという動物愛護団体の関係者は「その方との約束により、詳しいことはお話しはできませんが……」と前置きした上で、「一般論として、クラッシュ動画を上げているアカウント全般に言えることですが、人間が静止物や食べ物、小動物や昆虫といった生き物を踏み潰すなど、内容は多岐にわたります。この手のアカウントは、実際に踏み潰すのは女性で、それを撮影する男性とペアで活動していることが多いです。今回の事件が報道されてから、クラッシュ動画界隈ではアカウントを非公開化したり自主的に削除するような動きもあります」という。木村被告のアカウントに関して、前出の捜査関係者も説明する。「確かにパスワードを打ち込めば動画が見られるようになっていた木村のアカウントは存在したが、それは運営者からバンされたようだ。1件目についても2件目についても、その動画が第三者に流出したとか、販売されたということは確認できていない」しかし、初公判で検察が指摘したのは、過去の木村被告の行動だ。「木村被告は、10年ほど前からSNSで女性を募り、ザリガニや昆虫、ネズミを踏み潰させるクラッシュ動画を撮影し、5〜60本を販売していた……というものでした」(同前)11月5日には被告人質問が予定されており、裁判はその日に結審する予定である。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加