大阪府に住む20代の女性に警察官を装って電話をかけ、現金約50万円をだまし取ろうとしたなどとして、男2人が北海道警察に逮捕されました。2人はカンボジアを拠点とする詐欺グループの一員とみられていて、警察が余罪についても調べています。詐欺と詐欺未遂の疑いで逮捕されたのは福島県いわき市に住むパート従業員の37歳の男と、住所不定・無職の44歳の男です。2人は5月26日ごろ、大阪府枚方市に住む20代の女性に対し、警察官を装って「クレジットカードがあなたの名義で不正に契約され、あなたが犯罪に関与した疑いがある」、「逮捕を免除するためには保釈金を払う必要がある」などと嘘を言い、現金55万円を振り込ませた上、さらに約50万円の振り込みを求めた詐欺と詐欺未遂の疑いが持たれています。約50万円については、銀行が口座の取引を停止したため、現金は振り込まれず、詐欺は未遂に終わりました。警察によりますと、2人はカンボジアを拠点とする詐欺グループの一員で、被害者に電話をかけて現金を振り込むよう求める「かけ子」の役割だったとみられています。2人は6月上旬に、カンボジアの日本大使館に「日本に帰国したい」と駆け込み、その後、帰国していました。北海道警察が今月15日に逮捕したラオスを拠点とする詐欺グループ7人の携帯電話を調べていたところ、今回逮捕された2人の名前が出てきたため、関係性を捜査していたところ、詐欺事件への関与が明らかになったため逮捕しました。警察は捜査に支障があるとして、2人の認否を明らかにしていません。警察は2人の余罪を調べるとともに、ラオスを拠点とする詐欺グループとの関係も調べています。