2013年12月19日、京都市山科区の王将フードサービス本社の駐車場で大東隆行社長(当時72)が射殺された。事件発生から9年が経った2022年10月、京都府警は特定危険指定暴力団・工藤会傘下の石田組幹部、田中幸雄被告を逮捕した。田中被告は殺人などの罪で起訴されたが、起訴内容を一貫して否認していた。 田中被告とはどんな人物なのか。ABEMA的ニュースショーは、被告を知る元工藤会幹部に話を聞いた。「大学を中退して、サラリーマンからヤクザになった。遅れて入って、異例の出世。石田組長にべったりの男」 今回の事件については、報道で知る程度とした上で「上の命令を忠実に守る男でした」と明かした。 事件をめぐっては「現場付近で発見されたたばこの吸い殻2本」が最大の争点となっていたが、京都地裁は2026年10月16日、殺人などの罪に問われた田中被告に対し、検察側の間接証拠は「被告人が本件各犯行の実行犯であるとした場合に、矛盾しない事実関係が認められるにすぎない」と指摘。「被告人が実行犯でないとしたならば合理的に説明できない事実関係が存在するとはいえない」などとして、無罪を言い渡した。(『ABEMA的ニュースショー』より)